もち米の炊き方は料理によって変えたほうがおいしくなります

もち米は普通のお米よりも水分を吸収しやすく粘りがあるという特徴があります。

赤飯やおこわ、ちまきなどが有名ですが栗ご飯にしてもおいしいですし、おにぎりにしてもふっくらとしてモチモチとした食感がありお勧めです。

普通のお米とは違った味わいがあるもち米は、水分が少なく炭水化物とタンパク質が多くビタミン、ミネラルはほとんど変わりません。

炊飯器でのもち米の基本的な炊き方

もち米と水分量は基準とするのが「容量」なのか「重さ」なのかで表現方法が違うので注意してください。入れる量は同じです。普段お米を炊くときに計量カップを使っているなら「お米1合」に対して、「お水1合」の分量であっています。

容量を基準とした場合、お米と水は同じ量になります。
お米:水=1カップ:1カップ

重さを基準とした場合、お米にたいして水は多めになります。
お米:水=150g:180g(180cc)
※水は容量と重さが同じです。1gは1cc。

もち米の水分量をインターネットで調べるといろいろな違う分量が記載されているので混乱しないようにしてください。正しいのは上に書いてある通りです。

けっこう間違った分量を記載している情報サイトもあります。水の分量が少なくなると、もち米を炊いた時に凄く硬くなってしまうので気をつけてください。

もち米の研ぎ方を覚えてヌカ臭くならないように

米の生産者の方にきたお米をおいしく炊く方法を記載します。お米をおいしく炊くには「研ぐ技術が不可欠」と言っていました。

研ぎ方でお米の味は全く違うものになるようです。普段食べているお米も「研ぐ技術」が高くなると本当に美味しくなるようです。

もち米の研ぎ方のポイント

おいしいお米を食べるには、

  • 1回目の水をできるだけ早く捨てる
  • 力を入れて研ぎすぎない
  • 適度な濁りを残して栄養を捨てすぎない

もち米は普通のお米(うるち米)よりも水分を吸収するスピードが早いので、お米を研ぐのは手早く済ませる必要があります。

普通のお米でも1回目の研ぎ方は水を入れてすぐに捨てる方が良いのですが、もち米の場合はさらに気をつけて本当に手早く水を捨てるようにしましょう。

水をさっと入れて2〜3回かき回したらすぐに捨てます。水は別の容器に入れておいてザっと入れたほうが効果的です。

さらに1回目は研ぐことを考えないでください。お米の表面にはヌカがついていますが水に触れるとそのヌカが溶け出して浮き上がります。

ただし、溶け出したヌカは近くにあるものにくっつこうとするので、お米の表面にくっついてしまいます。これがヌカ臭さの原因になります。

お米を生産している方に聞いたことがありますが、この1回目の研ぎ方と水を限界まで捨てることがお米をおいしく炊くコツだそうです。

とぎ汁を捨てているとき水がポタポタと垂れますが、「完全に水滴がなくなるまで水を切る」ことが大切らしいです。ポタポタとだいたい切れたかな、と言うところで2回目の米研ぎに入る方がいますが、それがダメらしいです。

なかなか難しいのですが、完全に水を切る事を目標にしてください。私自身は炊飯器で研ぐのではなく、100均で売っている米研ぎ用の容器を使っています。米が落ちずにきれいに水を切ることができるので重宝しています。

2回目の研ぎ方が一般的なお米の研ぎ方になります。力を入れすぎると米が欠けてしまうので力は入れすぎないように優しく研ぐのがコツです。これは何度もこなしていくうちに上手になるそうです。

少なめの水を入れて20回くらい回すようにお米を研ぎます。
※この作業を2〜3回行います。水が透明になるまで研ぐ必要はありません。

どれぐらい濁っていてもいいのかというと、これも経験と技術だそうです。味が落ちない程度でビタミンとミネラル分を捨てすぎない加減は何回かこなして見付けてください。
※写真に映しても伝わらないので…

これでお米を炊く準備は完了です。

もち米の水加減と浸しておく時間

もち米は水分の吸収が早いので浸しておく時間は30分前後になります。夏場は短めで、冬場は長めです。好みで5分単位でずらしてお好みの硬さを探してみてください。

炊飯器によっては浸さない方がふっくら炊けるものもあります。

普段のお米が硬めに炊きあがる炊飯器なら、まずお米を浸さずに炊いてみてください。炊飯器によってお米の炊き上がりが違ってくるところが、お米を炊くのが難しい理由の一つです。

全国で使われている炊飯器が統一されているなら、お水の分量や浸す正確な数字が出せるのですが、現実的にそれは無理なので微調整は必ず必要です。